diary, Photo Gallery

2/17 KASHコンサート

極東証券プレゼンツ KASH〜winter session〜愛知芸術劇場コンサートホール。

誰よりもストイックにコロナ対策してしてるマルセロが、「濃厚接触者かも?と。だからPCR検査受けてからじゃないとみんなに会えない」と、2日前に連絡がありました。

なんとかその日中に検査場を探して、検査。とにかく待つしかない私達。陽性だったらもちろん出演できない。陰性だとしてもいつ結果が出るんだろう?と。次の日になっても結果でない。もう連絡が来るはずなのに。

マルセロの体調はなんの異常もないけど、万が一の時のためにマルセロに映像を撮ってもらおう。でもそれを映すモニタをどうするのか?とにかく、今やれる事をやろうとクライアント、スタッフ、みんなでマルセロの陰性を信じて動きました。

当日になっても結果は来ない。会場入りして本番前の打合せ、舞台でのサウンドチェック、リハーサルが始まり、マルセロが作ってくれた、めちゃいい映像と一緒に弾いた時は、涙が止まらなくて、こんなん本番じゃ絶対無理!ってマルセロに泣きながら電話したけど、一番不安で悲しかったのはマルセロです。

私達やスタッフ、お客様、みんなの事を思って、結果が出るまでは動けないと。私達もそんなマルセロの気持ちを大事にしながらも、だんだんと時間は迫ってきて、焦りながら、時計をずーっと気にしていました。

佳孝さんが、サウンドチェックもなくても、本番来てそのまま弾けるようにしたいと舞台監督に掛け合ってくれて、PA稲垣さん、照明大熊さん、とにかくみんなが、いつマルセロが来てもいいようにスタンバイしてくれました。

私達もプログラムもアレンジも3人バージョンと4人バージョンといつでも差し替えれるようにと、準備をして、マルセロが来るのを信じていました。

でも結果は出ませんでした。

マルセロは来れませんでした。

本番が始まり、さすがにそんな予想はしていなかったけど、私は一曲目後のmcでもう話せなくなってしまいました。舞台上で涙が止まらなくて、えー私どうするの?これ?って泣きながら自分に笑ってしまいました。こずえを見たら彼女も泣いてました。あーどうしよーと思いながら、それでもなんとかmcして、その後も弾き続けましたが、多分ずっと泣いてました。

もちろんマルセロの映像と一緒に弾いた時はもう全然ダメでした。マルセロの映像がめちゃあったかくて。本当に本当に一緒に弾きたかった。ただ、この話はまだ終わらないのです。

私が泣きながらmcしている時に、照明大熊さんが、いないマルセロの椅子にスポット当ててくれたみたいで、半分以上のお客様が マルセロ 死んだ と思ってしまったようです(笑) こずえも泣いてたけど、私が泣きすぎたせいです….マルセロに後からそのことを伝えたら、泣いてたマルセロもめちゃ笑ってました。

コンサートが終わって翌日夕方、マルセロの結果が出ました。陰性。しかも検査場はマルセロとは別のアドレスに結果を送信していた様で、かなり通知が遅れたとのことでした。

本当に信じられない。

pcr検査の意味がどこまであるのかも本当にわからなくなってくる。この、まるで漫画のような結末をどう受け止めていいのか、未だ整理がつきませんが、もしかしたらこれからのKASHの新しい動きが始まったのかもしれない?とも思えるくらいです。演奏後の写真も、泣きすぎて目の下真っ黒だし..


とにかく、絶対また4人でコンサートします。昨日来てくださったたくさんのお客様。こんな状況の中、本当にありがとうございました。

マルセロはめちゃ元気です❗️ご心配をおかけして申し訳ありません❗️

絶対また4人で弾きます!その時はまた是非コンサート、来てください!

2022-02-18 | Posted in diary, Photo GalleryComments Closed